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フィアット デュカト クラッチOH

フィアット デュカト クラッチOH

キャンピングカーベースとしてとても人気のフィアット「デュカト」ですが、ZFA250型の前期から中期にかけて使用していたロボタイズドトランスミッション(6速のデュアロジックミッション)のシフトチェンジ不能による走行不能が非常に多いのが悩みの種。

今回もシフト不良を繰り返した結果走行不能に陥ったキャンピングカーのクラッチOH作業になりました。

Before
デュカト ロボタイズドミッションクラッチOH

キャンピングカー架装状態にもよりますが、デュカトは5.4mから9m近いものまであります。
弊社では7.7mの物まではリフトアップ可能でした。(それ以上は未検証)
今回の車両は6mでしたので割と楽にリフトアップ可能。

After
デュカト ロボタイズドミッションクラッチOH

ミッションの脱着自体は1級整備士を持ったベテランが難なく作業出来ますが、専用のテスターによるクラッチフルードエア抜きなどが必要となるため、数をこなして来た経験値によるところが多いです。

クラッチの消耗による交換は今までなく、全てダンパースプリングの破損や、フライホイールの破損、クラッチ液を送るチューブの破損など部品損失ばかり。
イタリア車あるあるなのか、日本の気候や道路事情が何か合わないのか、ある年式だけ不良品が多いのか、、、答えがわからないままモデルチェンジと共に9ATに変わってしまいました…。

デュカト ロボタイズドミッションクラッチOH

デュカト ロボタイズドミッションクラッチOH